LOVE LETTER

この不条理な灰色の世の中で唯一確かなことは、きみが愛しくて仕方ないことくらいだった

汗と涙の滲んだperfect boy!


実は、むかし、っていうほどむかしでもないんだけれど、翔くんになりたかった時期があった。いつのまにか、人生の指針には、翔くんがいた。大して知りもしないし、彼のコトノハできちんと読み砕いたのは何回かのオトノハといくつかの映画雑誌くらい。それに、私みたいなだめ人間が「あこがれてます♡」なんて言うのも気が引けて、あんまり言えなかった。でも、それでも、あの人の、力強くて痛いくらいの瞳に、批判も中傷もすべて抱きころしてしまいそうな大きな背中に、わたしは、どうしようもなく焦がれていた。すきだなあと、こっそり思っていた。

こわいなあ、わからないなあなんて思った日も確かにあったようにおもう。だって、20周年のお祝い、わがままかもだけどチーム嵐の仲間に入れて欲しかったし、ハワイへ帰るほんとうの意味だって一緒に感じたかったんだよ。それにでじたりあんのMY FELLOW ARASHIANSだって、ぼくはファンの人達としか呼ばないと思います(笑)って一体どういうことだよッ!!なんておもったこともありますわ。ふんだ。でも、よく考えてみたらこれって、翔さんが私たちにバカ正直なくらい誠実に、真面目に、まっすぐむきあってくれていることの証なんだと気づけたんですよ。そうしたら肩の力が抜けて、ふわっと笑えるようになった。不思議。

あの人が、誤解を生む恐怖も、知らぬところで発言が二転三転する恐怖も、ぜんぶせんぶ押し殺してわたしたちに伝ええてくれてるのに、それを「こわい」「帝王」の一言で片付けてしまうのはあまりに不誠実だとおもうんだな。だからわたしは今日も明日もあなたの言葉にぎゃんぎゃん喚きながら触れて、たくさんの言葉のシグナル受け取っていこうとおもいます。

あなたの強さの証は、きっとその大きな瞳と大きな背中であって。それらをかたちづくるのは、弱さを認めて、ぜーんぶ曝け出して、向きあっていく強さだと。
私はそんな風におもうんです。

きっとね、私はまだ翔さんにはなれないし。(当たり前すぎる)でもここで諦めるのは悔しいから、もうすこしだけ強くなれたら、「じつは翔さんにあこがれてる」って、胸を張ってわらって言えるようになるかな。だったらもう少し、櫻井翔憧れ見習いの立場をひたむきに続けていこうかな。

汗と涙と努力の香りがするあなたの"かんぺき"な姿を、ずっと大事に守っていって欲しい。

がきんちょとデキるおとな。男らしさと女性らしさ。美しさとダメダメさ。柔らかな物腰とときにきびしい全てを見据えた真っ直ぐなことば。最高な矛盾が共存する不器用な彼は、きっと、今年も、たくさんの武器を見つけていくんだろうし、それを陰ながら見ていられる自分がちょうしあわせだ。VIVA地球。この世界に乾杯。

すてきな、1年にしてくださいな。
改めて。おたんじょうびおっっっめでとー!!!!!